Tales From URAGON QUEST
西暦3XX年、東マツヤマ大陸のウラーワ王国の民は、そこそこ発達した文明と山の資源によって豊かな暮らしを営んでいた。
村の子供達は毎日庭を駆け回り、大人達はせっせと働き、特に問題もなく幸せな暮らしが続くと思われていた。
ーーーーーそう、あの日までは。
.....バタバタバタバタ!
「国王!大変です!城の白物家電が、何者かに!」
「ナニ?!?」
急いで駆けつけるとそこには数名の男達が!
「やめろ!お前たちは一体ここで何をしている!」
「......」
返事はない。
「こいつらを捕らえろ!」
「ハッ!」
国王の近衛兵が一挙に飛びかかる。
数秒も立たずに、男達は捕らえられた。
.....はずだった。
男達はどこからともなく武器を取り出し、国の最高峰の技術を持って作った兵士達の鎧を無情に貫いた。
「.....!」
男達はただ一人残された国王に詰め寄った。
「...ぐ! お前たちの望みは何だ?」
「...た」
「何?」
「お前はクレジットカードを使い過ぎた」
「NOーーーーーーーーーーン!!!!」
「代わりにここにある家電を差し押さえる」
「......」
....数日後。
「先日城に来襲した盗賊集団を打ち倒す勇者を募る!」
国王の詔が出された。
かくして、国内から日々鍛えられた屈強な戦士たちが集められたのだ。
愛のためーー
勇気のためーー
信念を守るためーー
そして.....
借金を踏み倒すため...!
真の勇者は現れるのか...?
借金取りの黒幕の正体は...?
いま、壮大なる冒険が幕を開ける!
